マラソンに挑むなら、まず基礎作りに重点を置くことが重要だ。特に提供度から中強度のジョギングをメインに、なるべく高頻度で練習し、体力の土台をしっかりと構築することが鍵となる。なぜなら、基礎が固まっていない状態でスピード練習やインターバルに移行すると、怪我のリスクが高まるためだ。特に市民ランナーで運動経験が少ない人が無理に強度を上げるのは危険が伴う。
実際、トラックのような整備された場所で練習できる人は少ないだろう。日常的な練習場所である歩道や河川敷などでは、スピードを出すのは難しく、他の歩行者や信号などがあるため、提供度から中強度の練習が現実的かつ効果的だ。
マラソン大会の本番を3ヶ月後に控える段階で、レースに向けた練習を徐々に開始するのが理想だ。しかし、それまでの期間、特に7月から8月初めまでに土台をしっかりと作っておくことが重要だったと痛感している。過去に雨の日に足を滑らせて股関節を痛めた経験があり、リハビリが長引いた結果、基礎をしっかり構築する期間が足りなくなり、最終的に足首を痛めることとなった。
基礎作りを甘く見ず、提供度から中強度の練習を十分にこなし、怪我なく走り続けられる体を整える。焦らず、計画的に練習を積み重ねてこそ、レースで力を発揮できるのだと強く感じている。